uni_to_onsen’s blog

マネージャー1年目。 理想と現実のあいだで悩む気持ち。 日々の気づきをつれづれ書くブログ。 うにと、秘湯めぐりが大好きで、 めんどくさがりだけど、まじめで、 曲がった事が嫌いだけど、ゆるくて、 そんな矛盾の中で生きています。

定期的にやってくる無力感

定期的におそわれる、無力感。敗北感。

 

自分は何をやってんだ、という気持ち。

何をしたくて、ここにいるのか。

自分はどうしたいのだろうか。

 

無力だと思うのは、自分の意思で、

何かをできないからかも知らない。

失敗したらいいじゃん。

 

メンバーだってそうだ。

マネージャーが責任負う範囲が大きくて

失敗しておこられたらいいのに、

マネジメント責任を追及されるからなー。

 

気の合う仲間と、面白く、

切磋琢磨できる仕事がしたい。

どうでもいいことに頭を悩ませたくない。

 

人生は選択の毎日。

居続けることも選択した結果のこと。

 

なのだけどね。

だれと働くかが大切。

仕事をする上で大切にしていることは、

誰と働くか。 

 

尊敬できて信頼できる人なのか。

 

何かを成し遂げたいと思ったとしても、ひとりでできることには限界がある。

 

憧れの人は、「24」のジャックバウアー、「キングダム」の信、「ONE PIECE」のルフィ。

漫画やドラマの中でキラキラ輝く主人公のように強くなりたいと思っている。

最終的なゴールのためなら犠牲を惜しまない成果主義のジャック。

農民の身分ながらも戦で実力を発揮し将軍になる夢に近づいていく武将の信。

海賊王になるという明確なビジョンを打ち出し、仲間の力を引き出しまくっちゃうルフィ。

 

ああ、うらやましい。かっこいい。

自分ではなれないから、彼らのような人を支援したくなるのだろう。

 

何者でもなかったと気づくこと。

スターウォーズ最期のジェダイで、レイの両親は何者でもなかったのだと言うことが分かりました。

 

それを見て、残念に思ってしまったのです。きっと両親のどちらかは、過去のシリーズで出て来た英雄で、ジェダイの血を継いでいると思ってたのにって。

 

誰の血を継いでいようが関係なく、そんなの自分次第だし、実力次第で。比較対象はなく、揺るぎない自分への信頼や自信があれば関係ないことのはずなのに。

 

自分にも重ねて見てしまって、変に共感してしまいました。

 

両親のことが言いたいわけではなく、自分が何者でもないと気づいたことによる葛藤というか。

 

なんだかなあ。

とあるマネージャーのうた。

ああ、息苦しい。

ちょっと前までは自由に働けて。成果が出れば評価されて。面白くて楽しさもあった。誰が褒めてくれる訳でもない、でも大事な仕事だからと自分に言い聞かせて自分を奮い立たせる。

 

疲れてないのに、疲れてますね、と言われる。

まじでぜんぜん疲れてないのにね。

年取って来たのかな、メンバー10人の人生という重い責任を背負ってるからかな。お風呂に入っている時も、考えちゃうからかな。

 

顔が怖いと言われる。眉間にシワがよっていると。次から次へと出てくる締め切りと問題。

何か問題が起きたら、もう1日丸つぶれ。問題のシューティングで終わる。後日の経緯書でまたタイムロス。何でそんな事になるの?と信じられない問題もあったりして疲弊。頭を下げることは、苦ではないけど、疲れるな。

今日予定していたmust業務は何もできなかった。。締め切りは迫る。自分が力を入れたいwant業務を我慢して、must業務を無心でやる。

 

でも、want業務は死んでもやりたければやるよな。マネージャーの仕事を言い訳にしているのかな。自分への甘えで、また自分を嫌いになる。

そんな徒労感にさいなまれる。というのはマネージャー失格だけど、本当は心の中で思ってる。

 

トラブルシューティングは、本当に嫌だ。

何が起きたの?

何が問題なの?それは大変だ。

ステークホルダーは誰?

わかった、謝って交渉してくるから。

申し訳ございませんでした。

原因と対策を講じてご提示しますので、そこを何とか。

 

メンバーへは、

なぜ起きたんですか?

経緯を教えてください。

問題点は?対策は?

問題はこれじゃないです。もう一度。

対策が不十分。もう一度、考えてください。

 

状況を引いてみると、そんなの、どうでもいいんだよなあと。でもどうでもいいと言っていられる立場でもない。

 

自分で書けば終わるが、メンバーに書いてもらわないと、また同じ問題が起こる。二度起きたら、メンバーがしんどいのだ。同じことが起きないように鬼になる。👹その方がいい。とそう言い聞かせる。

嫌じゃない、嫌じゃないけど、疲れる。今日の大変な日は、誰かは見てくれている。ただそれだけ。

 

マネージャーになった途端、管理するひと。

わたしを気にかけてくれる人は、誰なの?

自分より人のことを考える時間が増えて、役割を全うすればするほど、自分の幸せって何なのか。自分は何者か?と言う疑問が湧いてくる。

 

お仕事は、人の育成や管理を通して、成果を残すひと。本当はもっと自分を大切にしたいし、自分をほめたいし、自分と向き合いたい。たまには、誰かにほめてもらいたいのかな。

 

もっと仕事ができるようになって、名監督になって、勝ち方をデザインできるような、そんなかっこいい人になりたい。

 

ただ、楽しく仕事をできるように、毎日がんばる。メンバーの元気がなければ声をかける。わたしはお母さん。

何してんの。昼ごはん何食べたの。休みの日何したの。髪切った?ほんと、タモリみたい。

そんな会話をしていると、余裕があるように見えるから。小さい努力。

 

いろんな部署の人と交渉して、最適解を見出す。自分の利益だけを考える人がいると、本当に最悪。頭が悪いと心でイライラします。

でも世の中に根っから悪い人はいないから、と、気持ちを理解しようと努力して、切り口を変えてwin-winになれるように提案する。

最適であることが大事なのではなく、気持ちとか、そう言うことが大事な人もいる。

ただひとつ。言わせてほしいのは、批判を主張をするなら、代替案を出してほしい。ここは、学校じゃないんだから。ビジネスの基本ですけどね。

 

全体最適で答えを出したい。たまには、あえて謝って事をおさめたり、相手を乗せてやる気にさせたり。肉を切らせて骨を断つって言葉がすき。わたしは目的のために自分をコロコロと変える。無知のふりも、お気楽人間のふりもできる。毎日、何かを演じている。

徒労感にさいなまれるときもあるけど、目的が達成されると、結構嬉しいんだよなあ。

 

雰囲気を良くしようとして、明るくする。面白いこと言ったり、ケラケラ笑ったり。無邪気になってみる。みんなの声を代弁して、嫌なことを言ってみる。ちょっとでも、いい雰囲気になったら、よい。たまに自分に帰る時間がほしいなあ。

 

メンバーの働きやすさや、やりがいをつくるため、がんばる。でも、だいたい思いは一方通行なもの。何かあれば怒られるけど、うまくいっても、誰にも知られず、感謝されることもなく。何かあれば批判され、人知れずやるもの。

 

ルーキーたち。だいたい答えを欲しがる奴が多い。答えは自分で導くものだよ。用意された舞台で踊るなんて、つまらなくない?と思うんだけどなあ。私も上司からはそう思われてるんだろうなと思うと、お腹痛い。

 

仕事がいつまでもあると思うな。仕事は自分でつくるもの。できるやつに仕事は偏るもの。そんなの当たり前。弱肉強食。ビジネスは戦いなのだから。得た機会は自分の捉え方でどうにでも変わる。文句を言うなら、かげに隠れてないで、自分のスキルをつけて、戦場へ出なさい。

 

上司からは業績マネジメント。与えられたリソースでそんな高い成果は出ねえよ。会社の働きやすさをつくるのは、マネージャー。管理者なのだから、お手本になるようにと。

 

部下からはマネージャーとしての働きを評価される。何か問題が起きたらシューティングする役。謝る人。

 

こんな損する役回りはないよな。この八方塞がりな感じは何だろう。私たちの泣き言はどこで言えばいいの。

 

自分の価値観とズレがうまれる。

役割としての私と、本当の私。

役割としての私として過ごす時間が長くて、

しんどくて。ただ、前向きになりたいだけ。

 

働き方改革って、マネージャーが一番大変。

上からは、労働時間の管理を厳しく責められ。生産性を上げる方法を問われる。なぜこんなに働かせているの、と。その前に、web黎明期当時から変わっていない、ポンコツシステム改修してもらえませんかね。

 

メンバーは、「もっと働きたいのに働いてはならない理由がわからない」「仕事が終わらない」「管理しないのは業務放棄だ」と意見を言う。本当に人それぞれで好き勝手言うよなあ。でも、それがマネージャーの仕事。管理して守る人。みんなそれぞれの声を聞く。

 

働き方改革は、個人改革。個人のスキル向上による自律が前提。守られる存在と捉えるのではなく、自律をしてほしいのだが。

自律していれば、いつ働いてもいいと思うが、自律して自分で管理できない人もいるもんなあ。

 

やる気のある人と働きたい。やる気のない人と働きたくない。もう、めんどくさい。

でも結局放っておけないんだよな。。

 

 

心臓音。離れていても近くにいる感覚。

近くにいると感じる条件は何か。

姿が見える?

触れられる?

においがする?

 

ふたりの距離を縮めるツールとして。

赤ちゃんにお母さんの心臓の音を聴かせる。

遠く離れている恋人に。

単身赴任の家族に。

 

新しい一体感あるスポーツ観戦方法として。

スポーツの観戦で選手の鼓動を感じながら試合が見られる。

https://www.google.co.jp/amp/s/www.roomie.jp/2015/11/300718/amp/

 

今日、大切な人のお葬式でした。

遠くに旅立ってしまっても、

記憶が残っていれば、生きつづける、

そんな風に思ったのでした。

 

死んでしまった大切な人、わんちゃんとか。

心臓音を保存するってありかも。

2017年の総括。「痛み」①

今年は一言でいうと、「痛み」でしょうか。

絶対に自分で選びとらない道を強制的に歩く機会をもらった一年です。

 

変化。

2016年。

遊軍。時間拘束がない。本業も兼業もプライベートも同化している。自分で手を下せる。行動で勝つ。自由と責任。動かないと生まれない。

→生み出すのは辛いけど楽しいハイ状態。

→毎日がエブリデイ★でずっと働きたい!

 

2017年。

管理職。時間拘束が長い。本業と兼業の完全分離。続いている事業を守る。継続させる。自分では手を下せないので人にお願いする。

→苦行で毎日が辛すぎる。鬱寸前。

→その中で見つかる新しい発見もあった。

 

ひらたーく言うと、

今年は調子に乗っていたら禊期間に突入した。

禊ぐのだと突きつけられた。そんな年でした。

 

2017年の始まりは、色んな場面で担がれて、女性でキラキラしていて仕事を楽しんでいる人の代表例のような感じになっていて。

その時は、自分が何者かにでもなれたような、そんな感覚に嬉しく。でもその虚像らしきものに実力や行動を追いつかせる(実際は追いつかない)のに精一杯でした。

 

いま思えば、全ての矛先を自分に負けていて、支えてくれる方々など周囲への感謝、自分の無力さ、謙虚さなど、、見失っていたのかもしれないです。

 

ということで、3月に天罰が下りまして。笑。

まったく希望職種でも希望領域でもない管理職になったのでした。それはもう、嫌すぎて。悲しいとか通り越して、もう会社が憎いみたいなとかまで行きまして。笑。

11年新卒から勤めた会社で恩を感じているものの辞めたいと思ったのでした。

 

なぜ退職せず組織長を引き受けたか。

尊敬する先輩達の会話。

好きにしたらいいという会話の中で、

人に対するマネジメント論やクライアントワークに生かして動かない組織を動かせたのは組織長経験が大きいよね的に盛り上がっている会話を横で聞いていて。その話がまーったく理解できず、そのスキルや経験を得たいと思ったのでした。

→頑固者。人に言われたことはやりたくない。自分で決めた事をやりたい。そんな特性が見え隠れ。

 

その時決めたテーマ。

人に仕組みで動いてもらい、継続させる方法を身につける。

世の中を動かす、組織を動かす力点を探り実現させる力を身につける。

 

‥つづく。